言葉のスーツ
    2007.10.29 [ Mon ] 20:08
わたしは基本、家族もふくめて人を呼び捨てでいったりしません。

もう20年ぐらいになるでしょうか『あの人はわたしより年上か?年下か
?』『さんというべきか、君とよぶべきか』そういうのを考えるのが面
倒くさくなって、年に関わらず大むね人に対しては「さんづけ」でよぶ
事にしました。

これはもう「呼び方のメートル法」を統一したようなものです。

そのおかげでわたしにとって「呼び捨て」や「くんづけ」は個人的には
特殊解になってしまいました。

学生さんにも「さん」であります。

ある意味というかななりの意味、そうすると楽でもあります。

一種のリクルートスーツみたいなものです。 紺色でさしあたってだれ
にも不快じゃなくて、年中着ていられる。

ここに至には、わたしなりにいろいろあるわけですが、「言葉で勝つな」
と思っています。 語気の強さや目線の高さで物事の本質が変わる訳で
なし。やはりここは「モノ」で「語る」しかないのであります。




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コメント(1)

tomo :

言葉には「力」があることはたしかですよね。
言い方一つで・・なんていうこともありますし、
しかし、物事をイコールで見るために呼び方を統一するというのはとてもポジティブな考えだと感じます。

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プロダクトデザイナー

秋田 道夫

1953年大阪生まれ。1977年愛知県立芸術大学美術学部デザイン科卒業トリオ株式会社(ケンウッド)、ソニーデザインセンターを経て1988年よりフリーランスとして公共機器や生活家電のデザインを手がける。デバイスタイルのサーモマグコーヒーメーカーや一本用のワインセラー、六本木ヒルズのセキュリティゲート、他にも公共性の強いデザインとして、「LED 交通用薄型信号機」やICOCAの入金専用機を手がける。